今日も虹色に輝く

今日が笑えたら 明日はきっと幸せ

終わりのない旅路へ

8/18-20計8公演、サマパラHiHi Jets単独公演お疲れ様でした。

爆速で駆け抜けた3日間でした。自宅にいながら、現場に「通った」と錯覚するような高揚感、適度な疲労感に包まれるという不思議な体験をしました。

 

始まる前のこと、配信ならではのこと、瑞稀くんの天才的ソロ、ずきうや、HiHi Jetsを好きであること。書きたいことはいっぱいあるけど頑張って厳選しました。

 

 

 

 

始まる前から始まっていた

初日は初回が15時だったので余裕あるな~とゆっくりおうちで過ごしていたのですが、突然始まった怒涛のISLAND TV144本に翻弄され、次々と更新される意外とまともな内容の動画たちに驚いたり(失礼)、かと思えばいつものようにくだらない内容でお腹抱えて笑わせてもらったり、楽しく過ごすうちにあっという間に15時になっていました。

 

全部の動画をチェックするマネージャーさんはきっと相当大変だっただろうし、全部見るこっちも大変だったし(笑)、なんかバカなことしてんな~って思うんだけど、六本木での夏祭りがない代わりに、彼らなりの"HiHiの日"という"祭り"の形を提供してくれて、それに乗っかるのはすごく楽しかった。会えないのが物足りないとか配信だと寂しいとか、そんなこと思わせる隙すら与えられなかった。最高のエンターテイナーたちだと思いました。

 

よくよく思い返せば、突然めためたにカッコイイずきうやの予告動画が流れてきたり、かと思えばおふざけサイモン&ジョニーの動画がアップされたり、当日よりも前から彼らはおたくをわくわくさせてくれていました。

ライブ前の予告TVは侍がけっこうたくさんあげていて、かっこいいのも面白いのもありかなり凝っていて好きでした。HiHi Jetsも何かあげてくれないかな~と思いつつ、同じことしてもつまらないとか言って何にもしないかもなとも思っていました。同じことはしなかったけど、HiHiなりの味付けで我々おたくをドキドキさせてくれて天才でした。

 

 

配信でしかできないこと

光るバーを使った演出とか、画面をふたつに分けての演出とか、日替わりセトリとか、ミラーボールを合図に始まるサイジョニのコントとか。他にも諸々。

 

Peak~BUTTERFLY等で使用していた光るバーの演出は、今回のサマパラの目玉演出だったと思います。去年のサマステで言うところのクリモニみたいな。

ローラーで素早く動けるから、こんなにも光を使った演出が映えるんでしょうか。将来大きい会場を使うことになったとして、ローラーは水に弱いので水特攻は使えないわけで、それを見越して光を使った演出に力を入れているんでしょうか。単純に本人たち(主に考えているであろう猪狩くん)が好きなんでしょうか。理由はともあれ新しいものをどんどん取り入れて活かしていくHiHi Jetsのアイディア力、実行力には毎度驚かされます。

 

あのバーをEXで使ったとして、たぶんスタンディングにいる我々には何やってるかよくわかんないだろうし、クリエじゃ狭すぎて使えないだろうし、逆に横アリ規模になったら縮こまって見えてしまったかも。TDCだからこそ実現できたことなんじゃないかと思います。

そして、配信で画角を指定できるからこそ映えたというのもあると思います。TDCで普通に使ったとして、1階席からだとうまく見えなくて結局モニターを見る羽目になっていた気がする。けれど、配信だとそもそも皆同じ映像を見ているからそんな心配をしなくて済む。配信の欠点のひとつに推しカメラできないこと、見たいところをガン見できないことが挙げられると思うんですが、それを逆手にとって見ている人全員が同じ景色を見られるからこそできる魅せ方をしてくれたのが天才だなと思いました。

 

Garryラップインストで画面を左右ふたつに分けて鏡合わせの世界のような不思議な映像を見せてくれたのも、配信ならではでした。初見ではほんとにマジックハウスのように見えて、これどうなってるの?ってドキドキわくわくしました。私は2日目の途中くらいでようやくどういう仕組みになっているのか気が付きました。

 

また、日替わり回替わりセトリを組めたことも、チケット戦争のない配信ならではだったと思います。ジャニーズ公演は倍率が高いことが多いし、例年のサマステは公演数がえげつないので全部行くなんてまっとうに社会で生活していたらさすがに難しい。あんなにたくさん日替わり回替わりをクリエなんかでやろうものなら「毎公演行けない人もいるんですよ!」とかおたくに言われてめんどくさいことになるだろうけど、予定さえ空けられれば全通できる配信だからこそ実現できたし、おたくを飽きさせない良いアイディアだったと思います。日替わりをすること自体はありきたりな案ではあるけれど、どの曲を日替わりにしてどの曲を毎公演披露するかという取捨選択に、おたくの気持ちをよく理解しているHiHi Jetsのセンスの良さが表れていたと思います。個人的には、Fight Backを初回とオーラスに持ってきたところにめちゃくちゃ痺れた。

今回のサマパラで全8公演もやらせてもらえて、かつバックをつけない完全単独だったからこそ、どのグループよりも観客を「飽きさせない」工夫が必要とされていたと思う。結果、大成功だった。各公演完成された作品で1公演だけふらっと見に来ても楽しめただろうし、全公演買ったおたくのことも変わらない熱量で魅了してくれた。

 

サイモン&ジョニーのおふざけコントも、ライブの中で重要な役割を担っていたと思います。そして、配信でなければまたやり方は変わっていたのではないでしょうか。

HiHi Jetsの魅力のひとつにMCが面白いところが挙げられると私は思っていて、時間が延びがちなのも含めて楽しくてクソガキっぽさがあって大好きなんですが、配信だときっちり時間が決められていて破ることは許されない様子だったので正直ちょっと物足りないな~って思っていましたHiHi Jetsですらきっちり時間を守っているから、今回の配信時間の厳守はどのグループも相当口酸っぱく言われたんだろうなと想像できた)

そんな中、サイジョニ(はしさく)のコントがちょいちょい挟まれることでその寂しさを埋めてくれる感じがあった。曲と曲の繋ぎの関係から取り入れた試みだったかもしれませんが、結果的に予想外の効果も生み出していた気がします。チケット戦争がなく、金額も安く、HiHi Jetsのおたくじゃない人もきっと気軽に見られるものだから、あんまりにも内輪ノリになってしまうと置いてけぼりになってしまってウケないし、だからっておとなしくまとまってしまったらそれはHiHi Jetsじゃないとも思うのでそのへんどうするのかな~と勝手に心配していましたが、結果的にこのコントによってHiHi Jetsらしいクソガキっぽさもしっかりと詰められていたのがすごく良かった。

 

あとOh Yeah!のメンバーカメラ!みんなでわちゃわちゃするのすっごく可愛かった!MVとかでは定番に使われる手法に思えるけれど、意外と今回のサマパラでこれをやっていたグループはいなかったのでは?(浮所くんのカレカノは、コンセプトは違うけどやってること自体はちょっと近かったかもしれない)これも配信ならではの演出でした。普通のライブでやったら絶対こっちが置いてけぼりになるか、本人たちを見るかモニターを見るかで目が足りなくて苦しんでたと思う。

カメラを床に置いて5人ショットではしゃぐところ、本人たちは「自分たちはそういうんじゃない」とよく言っているけれど、あれは間違いなく「王道キラキラアイドル」の姿だった。王道を目指していない、王道を狙っていないはずのHiHi Jetsだけど、なぜか王道アイドルでもあると思わされるからとても不思議。

あと単純に、最近ISLAND TVやYouTubeは何かしらの規定があるらしく"密"が見られない状況が長らく続いていて寂しく思っていたのですが、ジャニーズはなぜかライブという場においては"密"を完全に許しているようなので、ステージではしゃぐ彼らを存分に浴びられて幸せでした。自撮りという画角でメンバーがわちゃわちゃしているのを見たのは一体何か月ぶりだったか…。

 

 

瑞稀くんソロ

二宮和也「虹」

二宮和也「それはやっぱり君でした」

Sexy Zone名脇役

・King&Prince「宙(SORA)」

 

全部ではないかもしれませんが、以前から雑誌などで瑞稀くんが「好き」「いつか歌ってみたい」と言及していた曲たちで、いつかどれか披露される日が来るのかな~と思っていたらまさかの全部やるという選択に驚き桃の木山椒の木。

 

しかもどれをやるかは各公演おたくの投票で決めると言うし、ぶっちゃけ裏の力を使うこともできるだろうに律儀に投票結果を守って歌い、1回も披露できない曲がありそうだとわかったらおたくにおねだりして投票数を合法的に操作しようとするちゃっかりしたところもあり。皆が見られるブログでおねだりしたのにそれをMCでメンバーに指摘されると「それは俺とファンとの秘密だから」とかさらっとかっこいいこと言っちゃう。可愛い。

 

春祭り前に人生で初めてボイトレに通った話していた瑞稀くん、たしかにその成果が表れていたように感じました。元から高音が綺麗で魅力的な歌声だったけれど、そこに安定感がプラスされていました。そして余裕ができたからこそ、表情の作り方などの表現の仕方にも磨きがかかっていたように感じました。

歌詞に忠実な手ぶりは真面目な瑞稀くんらしくて好きだなーと思いました。本人は自分は真面目なんかじゃないって言うけれど、やっぱり根っこはまっすぐなんだろうなと改めて思った。

 

最近失恋ソングがお気に入りらしい瑞稀くん。バラードがとっても映えるので、また歌って欲しいな。去年のクリエみたいにジャニーズ楽曲以外が許されるのなら、私はいつかPRINCESS PRINCESSの「M」を聴きたい。昔のJ-POPにハマっている今なら、わんちゃんありませんか。どうですか。

 

 

ENTERTAINERずきうや

もう初見から衝撃!寝ても覚めてもずきうやが頭から離れない!!私の中の今回のHiパラお気に入りポイントNo.1です。

 

去年ブラホワで猪狩くんのラップパートに瑞稀くんが上からハモっていて、それがすごく好きだったのでまた聴けてすごく嬉しかった。しかも今回はあの猪狩蒼弥様が井上瑞稀の実力を見込んで一緒にやりたいと言ってくれたという。作詞作曲も安心と信頼のGarryだという。そんなの期待しかない。その期待をパフォーマンスで軽々と超えてくるからすごい。

 

白黒で対比されたモニター映像や衣装、メッセージ性のある歌詞、ゴリゴリにクセが出るダンス。挑戦的で一見柄が悪いけれど、ただイキってるだけじゃなくてちゃんと表現したいものがそこにあるのがわかるから薄っぺらくない。

 

たぶん皆好きだろうし印象に残っていると思うけれど、「SNSじゃ誰もが有名人 じゃあ上がってみるか俺らのSTAGE」っていう歌詞がほんとに!ほんとに大好きです。今の時代だからこそ生まれる歌詞だし、この時代にジャニーズという大きな事務所でアイドルであることを自ら選んで生きている猪狩くんだからこそ書ける歌詞。プライドむき出しで痺れた。

 

Eotfのラップ詞後半もかなり挑戦的な言葉が並んでいたけれど、あれはジャニーさんに向けてのものだったからまだ温かみがあったというか、ほっこりな部分もあったんですが、ENTERTAINERは不特定多数に向けて挑戦的な言葉を放っていたからすごくドキドキした。こんなこと言えちゃうんだ、みたいな。でも、やっぱりそう思ってるんだ、みたいな。

 

イキりすぎちゃってるとイタいなって思っちゃうし、そういうのは(あー若いなー)って思っちゃってたぶん見ていられないタイプなんですが、猪狩くんの書くラップ詞はそういうむず痒い感じはなくてすっと心に入ってくるのですごく好きです。もしかしたらもっと大人の方が聞いたら若いなーって思うのかもしれないですが…少なくとも私は、10年、20年後に聴いて恥ずかしくなるような歌詞はなくて、むしろ数年後に聴いても変わらずサイコー!って思えるだろうなと思っています。

 

素敵な楽曲と素敵な演出で、それを瑞稀くんが表現している事実が誇らしかった。

 

最近の雑誌ラッシュのインタビューの中で、瑞稀くんが「曲の世界観を理解して、代弁者になりたい」と語っていました。曲を使って自分を魅せるというより、曲を表現するのに自分を使うというイメージかなと受け取りました。猪狩くんについて、「HiHi Jetsにいてくれて良かったと思える人」「一番敵にしたくないタイプ」「2人で力を合わせたら何かすごいことができそうな気がする」と年明け頃に語っていました。

猪狩くんは以前から、「瑞稀くんは俺が作ったものに対して意見はしてくれるけど否定はしない」「瑞稀くんは振り付けを忠実に表現してくれるから嬉しい」というような趣旨のことを発言してくれていました。2人で遊びに行ったこともあるとはいえ、プライベートでいつも一緒に居るめちゃくちゃ仲良しってタイプじゃないけれど、お仕事上の信頼が一際高いのが"ずきうや"というコンビなんじゃないかなと思います。

そんなふたりが交わって、猪狩くんが世界観を作り出し、瑞稀くんがそれを完璧に表現したのがENTERTAINERなのではないでしょうか。めちゃくちゃいいもの見させてもらいました。自担への贔屓目があることは重々承知ですが、この1曲だけで1500円、いやそれ以上の価値があったと私は思っています。

 

 

これからを生きていくHiHi Jets

終わったと見せかけて自らアンコールの演出をして、アンコール後もカメラを切り忘れたというテイで公演後の様子を見せてくれるかのような演出。とってもHiHi Jetsらしくて楽しかったです。

 

オーラス終演後、ライブで定番の「俺たちに最後までついてきてくれますか?」\ハイハイ!/のC&Rまで再現してくれたJets。

 

#推し推ししてるぞハイハイジェッツ


去年のクリエでこの掛け声を聞いたとき、私はまだ心から「ハイハイ!」と返事をすることができませんでした。まだ好きになりたてだったので、さすがに勇気が持てなかった。

サマステでは、まだ言えないけれど、言いたい!と思えました。自分が飽き性だという自覚があるので、「これからもずっと好きです」「一生応援します」みたいな軽率な言葉を無責任に掛けるのがすごく苦手で。まだ周りに合わせて、気持ちが定まらないままにレスポンスしていました。

そして2020年8月20日にこの動画を自宅でひとりで見たとき、何の迷いもなく「ハイハイ!」と言えた自分がいました。そんな自分にびっくりしました。

 

だからといってこれからもずっとHiHi Jetsを、瑞稀くんを好きでいるとは限らないし、そもそもHiHi Jetsが永遠であるという保証も確証もないけれど、この5人の姿をもっともっと見ていたい、応援したいという気持ちが日に日に高まっているのは確かです。

 

アイドルって歌・ダンス・トーク・演技などなど、色んな仕事をこなさなきゃいけなくて、色んな魅力を持ったアイドルがこの世の中には溢れていると思います。ライブが魅力的、テレビに強い、映画ドラマで活躍、バラエティーに引っ張りだこ、色んなタイプがいる。

魅力満載のHiHi Jetsですが、個人的には「ライブ」が1番の魅力のアイドルだと思っています。それもライブ円盤で見るライブとかではなく、実際に生でこの目でライブを見ること。少なくとも私はライブで虜になったし、ライブに行く度に好きが増していった。

 

でもこのご時世、おそらくしばらくHiHi Jetsの持ち味である「ファン参加型」のライブはできません。

 

そのことが、すごく不安だった。1度でもライブに来ればきっと、皆HiHi Jetsのこと好きになるのにって、これはさすがに言いすぎかもしれないけれど贔屓目ながらに思ってた。でも、そのライブが今はできない。この先いつできるようになるかもわからない。その間にも彼らの有限な時間はどんどん過ぎ去っていってしまう。ファンを獲得する機会を失ってしまっているのではないか。何よりも、自分自身がライブなしではHiHi Jetsに飽きてしまうのではないか、という不安がありました。

 

HiHi Jetsのことをめちゃくちゃ信頼しているので、絶対楽しませてくれるって信じていた半面、ライブの一体感のある空気感が好きという面もあったから、自宅でひとりで配信を見ても果たして自分は楽しめるだろうかと疑ってしまう気持ちもありました。

もう今となってはあのとき不安に思っていたことをめちゃくちゃ謝りたい。ほんっとに、最高に楽しい公演でした。これでもかというくらい工夫が詰め込まれていて、センスの塊だった。飽きないどころか、もっともっと大好きになっちゃいました。

 

 

 

色々とHiHi Jetsのアレがすごいココが最高と語ってしまいましたが、なんだかんだいって結局、おたくは大好きなアイドルがたち楽しく幸せに活動している姿を見るのが好きなんです。色んなスタンスのおたくがいて、アイドルに求めるものは千差万別だろうけれど、これはあんまり違うって人はいないんじゃないかなと思います。

 

「自分が一生懸命楽しく全力でやることを大事にしている」

「こっちがつまんなそうにしていたら見ている人が感じるものはマイナスになってしまうと思うから」

 

そう堂々と語るアイドル瑞稀くんを好きでいること、誇りに思います。そんな瑞稀くんが選んだ、お互いを尊敬し合える5人のHiHi Jetsという家が、これからもあったかくて輝かしい場所でありますように。

 

 

YouTubeライブ舞台裏

 

 

最高にワクワクする夏をくれてありがとう!

強く前に進むエネルギーをもらいました。