今日も虹色に輝く

今日が笑えたら 明日はきっと幸せ

立ち止まることより 一歩先で倒れることを選ぶ

舞台 DREAM BOYS 2019

全36公演お疲れ様でした!

 

無事千秋楽を迎えたので、ざっくり感想を残しておきたいと思います。

 

全体的な感想も書いていますが、基本的に

HiHi中心で瑞稀くん贔屓な感想になっています。

 

ちなみに私は、2016の円盤を見たことがあるのみで、

2018のことは感想ブログを読んだことがある程度です。

 

今回は5人Jetsの状態も、3人Jetsの状態も観劇しました。

 

うまくまとめられるかわからないけれど、

たぶん駄文になってしまうと思うけれど、

今の自分の感情を書き留めておきます。

 

 

HiHi中心に見た大まかな流れ

 

(1幕)

・OP「Next Dream」

HiHi Jetsはリカさんの事務所の所属グループ

・HiHi新曲「Make You Wonder」レッスンシーン

テレビに出られると知って喜ぶJets

・リカさんプロデュース、ユウタ主演のボクシング映画撮影

Boxing Dance」

チャンプに妨害されて撮影は中止になる

マダムにパフォーマンスを褒めてもらえて喜ぶJets

・事務所のレッスンスタジオでマダムとシャルドネオン」を踊る

エンターテイメントの楽しさを教えてもらうJets

・リカさんがHiHi Jetsにテレビ用の新曲「DREAM BOY」を用意する

・マダムにリカさんのことを探るよう言われるソウヤ

ユウトは自分の病気のことも、ユウタが自分のためにお金を集めていることも知っている(桟橋・弾き語りシーン)

・ユウタvsチャンプの試合シーンでユウタのお手伝い

ユウタのグローブに鉛の板が入っていたとリカさんが言い、疑惑をかけられ追われるユウタ。マスコミからかばうJets

・仮面の世界

HiHiバトンDiablo

・腹刺しシーン

ユウタを襲おうとしたリュウガを止めようとして、誤ってユウトがリュウガを刺してしまう

ユウトをかばってユウタが罪を被る

心臓発作で倒れるユウト

 

(2幕)

・ユウト以外Jetsで「DREAM BOY」& 病室のユウト

マダムとリカさんに昔何かあったと知るJets

自分のために周りが犠牲になることに苦しむユウト

・行方不明のユウタをHiHi美侍で捜索

「Make You Wonder vs Walking To The End」

チャンプチームを説得し、協力することになる

・チャンプとユウトの病室シーン

ユウトの病気のことをチャンプも知り、ユウトに自分のグローブをあげる

(自分の心臓をあげることをここで決心?)

・チャンプが鉛の板が入ってなかったことをタイショウとソウヤに証言

チャンプの死を見届けるタイショウ

・マダム&リカさん&ユウタ「Get It!」バック

・マダムとユウタ、リカさんとユウトが親子で、ユウタとユウトは異母兄弟とわかる

リュウガが自分を刺したのはユウタじゃないと証言

みんなで病室のユウトの元へ向かう

・ユウタとチャンプが天国で会うシーン「THE DREAM BOYS」

チャンプの心臓をユウトに移植する

・カーテンコール「絆」+「Next Dream」

・ユウタ、チャンプ、ユウト、タイショウで「挑戦者」

 

(ショータイム)

・Wゆうた「DREAM BOY」バック

・「DREAMER」ローラーあり

1番はWゆうたのバック、2番はJr.メイン

・Wゆうた「King&Prince,Queen&Princess」バック

盆がまわる 手話の振りつけ

 

 

全体 2016と比べて

伝えたいメッセージがすごくわかりやすかった。

脚本がすっきりしていて、見やすい印象でした。

 

座長が変わって、初めてドリボを観劇するひともきっと多いであろうこのタイミングで、とっつきやすい内容になったのはすごく大きなことなんじゃないかと思いました。

 

2016は、弟カイトはユウタにツンツンだし、チャンプともすれ違ってばかりだし、親友のトシヤにも信じてもらえないし、ユウタが本当にひとりで何もかも背負うのが見ていて本当につらくて…

 

2018では弟ユウトは兄貴なんて知らない!ツンツン!って感じだったみたいですが、2019ではユウタと弟ユウトの仲が良いし、ユウトが"ユウタが自分のために頑張ってくれている"って理解してくれている状況だったので、あまり胃がキリキリせずに観劇することができました。

 

特に、ユウタがチャンプとの試合を棄権した理由と、リカさんにそそのかされてチャンプが試合を受けた理由がけっこうもやもやしていたので、それがより共感しやすいものになっていたのが良かったです。感情移入しやすかった。

 

ユウタの試合棄権の理由

2016→2019

てっとり早くお金が欲しかった→チャンプの身体の状態に気づいて身を引いた

 

チャンプの試合を受けた理由

2016→2019

?→最後にユウタと全力の試合がしたかった

 

試合棄権の理由は、岸くんのユウタらしいなあというか、ユウタの優しさがよく表れていて良かった。2016ももしかしたら隠れた理由は同じだったのかもしれないけれど、ストーリー上は見えてこなかったので…

 

チャンプが試合を受けた理由は、2016で1番納得いかない部分だったので、ここがすっきりしていたのすごく良かった!

2016では、最初チャンプは悪役感強くて、入院してから急にいいヤツになるけど、いまいちチャンプの行動ひとつひとつに対する考えが読めなかったのでもやもやした。ユウタは目の前のことに必死で視野が狭まってしまっていて、そこをリカさんに利用されている感があるけれど、チャンプは強いし賢いしリカさんに騙されてるってわかっていそうなのになんで提案に乗ったんだろう…?って疑問だった。

 

それが2019ではすごくすっきりした!

チャンプの身体の状態に気づいているユウタは本能的に本気が出せないし、普通に試合しようとしても引き受けてくれない。でも、チャンプは「最後の相手はユウタと決めていた」から、どうしてもユウタと本気で拳を交えたかった。

「勝たないと映画を撮れない」「お金が手に入らない」という追い詰められた状況なら、ユウタは全力で戦ってくれるはずだ、これはチャンスだ!って、リカさんにそそのかされたときに思いついたのかなと。決してリカさんに騙されたわけじゃなくて、チャンプが自ら考えて自ら選んだことだったというのが良かった。

まあ、だからこそ鉛騒動とか起こされたのはめちゃくちゃ不本意なのでは…倒れていなかったらチャンプさんきっと激おこですよ……

でも、全て大人の言いなりというわけではなく、自分で選び取った道の先にこういう展開が待っていた、という感じだったので、2016よりかは大人の事情に振り回された感が薄くて、個人的にはあんまりフラストレーションが溜まらなかったです。

 

ユウタvsチャンプの試合にはこれぞ男同士の熱い友情!っていうのが一番詰まっていたと思いました。そして、ユウタを無理やり試合に引きずり出すという選択は、一見チャンプがいじわるしているみたいに見えるけれど、最後にチャンプの気持ちを答え合わせしたとき、あれは優しさだったんだとわかる。ユウタに罪悪感を抱かせずに、自分と全力で試合をしてほしかったんだろうな。

 

あれ…HiHi中心のブログにするはずが…めちゃくちゃチャンプのこと語ってるじゃん……今年のチャンプのことめちゃくちゃ好きなのバレちゃう………

 

そして、2016は正直最後チャンプ死ぬ必要あったか?!って思ってたんですけれども、2019は「ユウトに心臓をあげる」っていう大きな役割があったので、ストーリーの中でチャンプの死を綺麗に消化できていたと思う。

 

わけもなく人が死ぬストーリーが苦手なので……今年は良かった……

 

「映画になれば、チャンプはの人々の心の中で生き続ける」

っていう桟橋でのリカさんのセリフと

「俺の心臓はユウトの中で生き続ける」

っていう天国でのチャンプのセリフが重なっていたのも良かった。

 

ところで全然関係ないんですけど、チャンプがユウトに心臓をあげるシーン、何度見ても「心臓を捧げよ!」って心の中のリヴァイ兵長が叫んでしまいました…進撃のチャンプ……(やめな)

 

あと2016の円盤見返してみたら、ショータイムめちゃくちゃ長くてびっくりした。2019では、ショータイム短くしてそのぶんストーリーに尺を使えたからストーリーを丁寧に描けたのかな?と思いました。ちゃんと時間測ったわけではなく体感なので、実際には変わらないかもしれないですが……

 

個人的にはショータイムなくてもいいとすら思っているタイプの人間なので、ストーリーに重きが置かれているのすごく良かったです!

 

 

井上瑞稀くんのミズキ

やっとHiHi中心瑞稀くん贔屓の話します!

 

ミズキはとっても純粋なキャラクターで、ただひたすらにエンターテイメントを楽しんでいる様子がすごく伝わってきました。

 

ものすんんんんんんんごく可愛かった…………

 

基本的に踊っているときはキラキラの笑顔で、心の底から踊ることが歌うことが楽しい!っていう印象でした。

 

試合が終わって疲れきったユウタや、発作を起こしたユウトに真っ先に駆け寄るミズキからは、優しい子なんだなということがすごく伝わってきました。

 

OP Next Dream

幕が開けて、「Next Dream」をキラキラのアイドルスマイルで歌って踊る瑞稀くんの姿を見た瞬間、何とも言えない幸せな気持ちが胸いっぱいにじわ~っと広がって、自然とこっちまで笑顔になれました。

 

あのときの多幸感は、ずっとずっと忘れることはないと思う。

 

正直色々な不安を抱えての観劇だったけれど、完璧にミズキとして舞台に立つ瑞稀くんの姿を見て、変に心配していた自分をアホらしく感じた。

 

ドリボ2019は、またひとつ、瑞稀くんのパフォーマンスへの信頼が高まった舞台でした。

 

Make You Wonder 

曲調も歌詞も所謂"HiHi Jetsらしい曲"っていう印象。「HiHi Jets」とリンクしたような歌詞がところどころあって、雰囲気も似ているけれど、微妙なダサさを抜き取った感じかな?

 

普段の"瑞稀くん"なら全力でかっこつけてオラオラすると思う。挑発的な表情をしていると思う。そういう曲。

 

でも、"ミズキ"は違った。

 

1回目に観たとき、オペグラで覗いた世界に映っていたミズキは、オラオラ感はあまりなくて、笑顔が多かった。そこにいたのは瑞稀くんじゃなかった。ミズキだった。

 

舞台での瑞稀くんにちゃんと注目するのは初めてで、瑞稀くんって、こんなことまでできちゃうんだってすごくびっくりした。もっともっとステージ上の彼を好きになった。

 

ライブでもテレビでも、曲に合わせて表情を変えて演じるように踊る子だなと思っていたけれど、ドリボでは、舞台ではさらに"ミズキ"を演じながら"ミズキ"としてパフォーマンスしていた。

 

にこにこミズキを絶賛しましたが、実は「Make You Wonder」で100%にこにこミズキだと感じたのは最初に観劇したときだけでした。2回目以降に観たときは、完全にオラついているわけではないけれど、にこにこというよりは挑発的な笑みを浮かべている印象に変わっていたかな?パフォーマンスを楽しんでいるミズキらしさも表現されつつ、しっかり曲の雰囲気も表現するようになっていたように感じました。

公演を重ねるごとに模索して進化するのもまた、舞台の醍醐味だな~と舞台界隈に通っていたときを懐かしく感じました。

 

 

リカさんにテレビに出られると言われたとき、マダムにパフォーマンスを褒められたとき、誰かにパフォーマンスを褒められたときのミズキは目をキラキラ輝かせてすっごく嬉しそうで、声も弾んでいて、全身から「嬉しい!」って気持ちが溢れ出ていました。

 

そいういうひとつひとつの演技も、公演を重ねるごとに変わっていってて好きでした。うまく言えないけど…より純粋さが表れている感じ?無邪気さがより増している感じ?

 

最初は「え!ほんとですか!(びっくり)」って感じだったのが、

「えへえ!ほんとですかっ!(わーい)」って感じになっていました。

 

 

うーん、文字で伝えるのは難しい…(笑)

 

映画撮影 One Night 

アップしているHiHiのわちゃわちゃタイムが毎回あったのですが、毎回ふざけ合ってて見ていて微笑ましかったな~~!!5人のときは、私が入った公演ではさくみずでわちゃわちゃしていて私得でした。

 

 

レポで見かけただけですが、DVD収録っぽいカメラがいっぱい入った公演のときは真面目モードだったらしくて、ふざけきれない控えめJets可愛すぎる…と思いました(笑)

 

 めっちゃかわいいミズキ。

 

シャルドネオン 

最初しばらく戸惑う他4人とは違って、誰よりも早くマダムの振りを真似し始めて、心の底から楽しそうに踊る姿からは全身から幸せが溢れ出ていました。”【UR】ミズキ カワイイ 限凸”って感じでした……(何言ってんの?)

 

 

3人のときは比較的すぐにユウトもソウヤもダンスに加わっていたような感じでしたが、5人のときはけっこう渋っている時間が長くて、戸惑っていたり恥ずかしさがあったりしたけれど、楽しそうに踊るミズキを見て、「楽しそうかも…?」と他の4人も順々に踊りだしたような印象でした。

私が観たときは、踊りだした順番はミズキ→リュウト→リョウ→ユウト→ソウヤだったと思うけれど、これは公演によって違うかも?

 

だんだんテンションあがっていったのか、舞台期間後半では曲の最後のほうでマダムと一緒に「フォー!」って声をあげていてめちゃくちゃ楽しそうでした。カワイイ!

 

 

「楽しいな!タラッタタラッタ言ってるだけなのに、こんなにも楽しむことができたな~!」って、シャルドネオン終わりのミズキのセリフ。

 

アホみたいに可愛くて、客席からもふふふって笑いが漏れていました。

笑いが起きると恥ずかしそうで嬉しそうな瑞稀くん。カワイイ。

 

単純なことだけれど、すごく深くて大切な言葉だと思いました。

 

ちょうど色んなことがあって、なるべく見ないようにしていたけれど刃物みたいに鋭い言葉を向ける人を見てしまうこともあって、超絶ポジティブシンキングで寝たらなんでも忘れちゃう私ですが、正直気持ちが下に引っ張られて沈みかけていました。

そんなときにこのミズキの台詞を聞いて、観客も演者も、何も気にせず純粋にこの舞台を楽しんでいいんだよって認めてもらえたような気がして、すごくすごく救われました。

 

 バトン Diablo

私は全員ノーミスを見ることはできなかったけれど、思い返せば私が見た公演は瑞稀くんは全部成功していました。他メンバーのミスをカバーしていることも多くて、よく周りを見ているなあと何度も思いました。

器用で、そして努力しているんだろうな。すごいな。だから一番の見せ場の大技を任されているんだろうな。と彼のパフォーマンスに対する信頼がさらに増しました。

 

もちろん全員でのノーミス大成功が見られることが1番だけれど、Diabloは5人のときは5人の、3人のときは3人の、気持ちをひとつにして集中力を研ぎ澄ましている空気感を肌で感じることができる瞬間だったので、ミスがあるかないかに関わらずすごく好きでした。

 

 

たとえ多少ミスがあっても、全員のまとまりの良さを感じることができたら「今日は良かった」と思えたし、ミスが少なくても「今日はちょっと物足りないな」と感じてしまう公演も正直ありました。もちろん、空気感がいいと出来もいいことが多いけども、完全に比例するわけでもなかったなあ、と個人的には思いました。

舞台としては空気感は抜きにして出来がいいことが大切なのかもしれないんですが、出演者のおたくとしては、空気感の良さを感じられることが何よりも満足度に繋がっていました。

 

瑞稀くん本人は、おそらく全員ノーミスでできていなきゃ悔しいだろうし、おたくにこんなこと言われたって納得なんてできていないだろうけど!負けず嫌いなところが好きだから、納得なんてしてほしくないけれど!(矛盾)

 

あと私の思い違いでなければ、途中で「HiHi Jets」の振りっぽいのが入っていた…と思うのだけれど、あんまり話題になっていなかったから気のせいかも…。

 

 

DREAM BOY 

すごく印象的だった「DREAM BOY」前のミズキのセリフ

 

「これは、5人のための曲です」

「5人で歌ってるつもりで歌います」

「ユウトも一緒に」「戻ってくると信じて」

「ユウトのぶんまで」「ユウトのために歌います」

 

曖昧だけど、こんなニュアンスでした。

3人になってからは、「5人のための」という台詞はなくなっていて、ちょっぴり寂しかったな。

  

そのシーンまではかっこいい曲やっててもわりとにこにこしていたのに、台詞を言うときはすごく真面目で切実な目をしていて、言い終わった瞬間、すっと真剣な表情に変わってポジションについていたのがすごく印象的だった。瑞稀くんのまとう空気が静かに、けれども一気に変わるような感じがした。

 

3人になってからは正直、ユウトのセリフを聞くのがしんどかった…

 

ミズキとソウヤはユウトのこと待ってて。ユウトが戻ってこられるように、ユウトがいなくても堂々とステージに立ち続けているのに。張本人のユウトが「みんなは俺が戻ってくるって信じてくれてるけど」「俺のために、もうやめてくれ!」って。泣き叫ぶの。

 

関係ない、これは舞台の話だ、ってわかってても、現実に重ねずにはいられなくて。

 

私が涼くんと作間くんに戻ってきてほしいと願っているのは、完全なエゴだから。それを見抜かれて台詞として伝えられたような感じがして、すごくドキッとした。

 

優しくされることが、尽くしてもらうことが、逆につらいってこと、あると思う。

3人が頑張らなきゃ2人の帰ってこられる場所はなくなってしまうけれど、絶対帰ってこなきゃいけないわけじゃない。どんなに守りたいと周りが思っていたって、2人が戻りたいと思っているとは限らない。つい押し付けてしまいそうになるし、5人が好きだから5人で居続けてほしいと願ってしまうけれど、それを強制したいわけじゃないんだよ、ふたりに"望んで"帰ってきてほしいんだよってことも伝えたいな。なんてことを考えちゃいました。

これもエゴですね。

 

話逸れちゃいましたが。

 

3人Jetsになってからは、必然的に瑞稀くんと猪狩くんのデュオになっていたんですが、歌声の相性が良くてびっくりした!

思い起こせば、クリエでのブラホワのラップハモるのすごく綺麗だったし、サマステでのバンバカもこの2人がサビの高いパートを担っていたし、特に意外ではない組み合わせかもしれないんですが…私にはその発想がなかった…。

そやみずの歌声の相性すごくいいのかも!という新たな発見ができて良かったです。

 

 

観劇前は、2人だと物足りなく感じちゃうんじゃないかと心配していたんですが、ふたりともすごく堂々としていて全然違和感なくて、5人の状態を見たことがなければ「元々こういうステージだったんだな」って思えるくらいに完成されているように感じました。

 

Make You Wonder vs Walking To The End

HiHivs美侍のシーン(私は勝手にはないちもんめと呼んでいた)では、瑞稀くんはよく向かい側の大光と目線を合わせてにこにこしていて、敵やんけ!とは思ったけれど可愛いので許した(ゲロ甘)

 

最初に観たときはここもにこにこミズキだった気がするんだけれど、舞台期間後半になるにつれてどんどんオラオラ度が増していたように感じました。5人のときより3人だけになったほうが、HiHiサイドのオラつき要員が減ってしまうからバランスとってるのかなー?なんて思いました。

 

 

ソウヤがチャンプチームを説得するの、語彙力の天才でした。猪狩くんみを感じました。

最初ユウタは悪くないって言葉を信じられなくて協力を渋ってたのが、「2人(チャンプとリュウガ)のために」みたいなニュアンスのソウヤの言葉に反応して、タイショウが協力することを決めてたのが印象的だった。それまで怖い印象の強いチャンプチームだけど、みんな仲間を大切に思っている優しい子たちなんだなっていうのがすごく伝わってきた。美侍のみんなが怒ってるのも、ただユウタが憎いとかじゃなくて、チャンプやリュウガのことを大切に思っているからこそ、傷つけたユウタが許せないし、もしかしたらユウタはそんなやつじゃないって頭のどこかでは思っていたのかもしれないけれど、それでも誰かのせいにしないと収まらないっていう部分もあったんじゃないかなと。

 

 

一方ミズキは、純粋で"みんな"のことを信じているから、リカさんのこともユウタのことも、全員のことを本気で信じているから、辛いだろうなって見ていて苦しくなった。「ほんとにユウタが刺したのかな?」って不安げにソウヤたちに確認するし、どんどんみんなの関係が壊れていく現状に「これからどうなるんだろう…」って胸を痛める。悪女全開にネタばらししているリカさんに対しても、「リカさんのこと信じてたのに」って本気でショックを受けている。

 

リカさんのことを疑ってみな~~!!!楽になれるよ~~~!!!って2幕何度も叫びたくなった(笑) でも、そこで疑わないのがミズキなんだなあ…どうすればあんな綺麗な子が育つのか……

 

Get It!

もうひとつミズキが印象的だった、マダムとリカさんとユウタの圧巻のナンバー。

 

2016の円盤を拝見していて、この曲自体が大好きだったんですが、今年はJr.のみんなもバックについていて嬉しかった!

 

最初に観たときは、ミズキとタイショウが頭抱えたりしながらすごく苦しそうな表情で踊っていて、見ているこっちまで泣きそうになった。明るい曲調ではあるけれど、話の流れや歌詞は苦しい感じだから、それが表現されていて凄く良かった。

次に見たときからはもう苦しそうにはしていなくて、途中で指導が入って変わったのかな?苦しみを表現しているのがすごく好きだったので変わったのはちょっと残念でした…でも楽しそうに踊っているのも可愛かったので良かったです!(ゲロ甘)

 

 

チャンプ死んじゃってるし、ハッピー…とまではいかないかもしれないけれど、明るく前向きにストーリーが締められてからのカーテンコールはとても華やかで素敵で、すっきりした気持ちで見ることができました。

 

鳳蘭さんや紫吹さんが登場するとき「フゥ~!」って声をあげて盛り上げる瑞稀くんめちゃくちゃ可愛かったな。

 

 

ショータイム

ショータイムの瑞稀くんは、ミズキではなくて井上瑞稀くん!

色んな人とアイコンタクトとって楽しそうに踊る姿にめちゃくちゃ幸せもらった!

 

 

 

DREAMERでローラー履いてWゆうたの周りを滑っているとき、円の外側の衣装の裾をふわっと手でなびかせて綺麗に魅せるようにしていた瑞稀くん。

 

魅せ方の井上プロ!さすが!!すき!!!ってなりました。

 

あと、KPQPの瑞稀くん、何かを噛み締めるように目を閉じて、時折歌詞を口ずさみながら手話の振りをしていた……美しくも儚いような…うまく言えないけれど…今までにあんまり見たことない表情をしていたように見えました。

 

KPQPはバックのJr.たちは真顔の人が多かったけれど、その中で優しく微笑んでいた藤井くんと、目を閉じて穏やかに祈るような表情をしていた瑞稀くんはとても印象的でした。

 

 

なんかの雑誌(ステナビ?)のレポ記事で、ミズキというキャラクターについて「全体的に重い舞台の空気の中で、癒し(?緩和剤?中和剤?息抜き?)になっていた」みたいな表現がされていて(めちゃくちゃ曖昧で申し訳ないです…その雑誌が見つからず……)まさにそれ!!!と思いました。ミズキが話すと空気が和むというか、自然と穏やかな気持ちになるというか…

 

2019はまだそこまで重すぎる空気ではなかったと思うけれど、たしかにキラキラ楽しい!!みたいなシーンは基本シャルドネオン以外はアドリブくらいしかないから、ミズキがいなかったら空気の重さに押しつぶされて呼吸できなかったかもしれない………

 

ずーっと内容が重くて長いと、観客が置いてきぼりになって疲れちゃうこともあるから、ミズキみたいな明るいキャラクターがいるのって、舞台では私的にすごく重要。

 

ストーリー全体で見たらソウヤとかリュウガがキーパーソンなんだと思うし、というかみんなみんな必要な存在なんだけれど、ミズキは唯一明るいキャラクターとして舞台全体のシリアスのバランスを取るのにすごく大切な役回りだったと思う。

 

そんな重要な役を瑞稀くんが任せてもらえたこと、すごく嬉しいし、誇りに思います。

 

 

1番好きだった病室シーン&ラスト

 病室シーンは、神宮寺くんと優斗くんの演技力にひたすら泣かされた。

 

移植する心臓がないからと、

「もう、ムリみたいなんだ」

と、泣きながら微笑むユウトは今にも消えちゃいそうで、儚くて、すごく弱く、小さく見えた。

 

「夢は諦めないことが大切なんだ」

「夢は1人では叶えられない」

「お前にはいるじゃないか。お前の夢を叶えたいと思っているやつが」

この病室シーンのチャンプのセリフひとつひとつがあったかくて、優しい声色と表情で語りかけられていて、毎回涙が止まらなかった。

 

ユウトにも掛けてあげたい言葉だったし、優斗くんにも、HiHi Jetsにも掛けてあげたい言葉が詰まっていた。

 

神宮寺くんの演技は、毎回模索しながら変えているような印象でした。

ユウトにボクシングのグローブを取りに行かせている間に、覚悟を決めたような表情をしていて、おそらくそこで自分の心臓をあげようと決めたのかな?と思っていました。そのときの表情が見るたび違っていて印象的でした。強いまっすぐな目をしているときもあれば、優しげに微笑んで自分の左胸に手を当てているときもあったりと様々で、そのどれもがすごく胸に響いた。

 

優斗くんの演技は憑依型かなーと思っている節があるのですが、今回のドリボで一層強くそう思うようになりました。

その日のそのとき、舞台上で動いた自分の感情に任せて、台詞が優斗くん自身の中から勝手に滑り出てきているような感じで、だからこそ毎公演違った演技を見せてくれていたように思えた。

ぐちゃぐちゃに泣きながら演技しているときは、優斗くん自身の感情もぐちゃぐちゃになっているんじゃないかと、心配してしまうくらいに入り込んでいて凄かった。

 

 

ラストシーンでの

「お前がチャンピオンになる日を、楽しみに待ってる」

っていうチャンプからユウトに贈るセリフは、ほんとに激アツだった。

 

神宮寺くんから優斗くんに、キンプリからHiHi Jetsに、掛けてくれている言葉みたいに思えて。

 

帝劇0番にいつか立てよって。デビューして天下とれよって。

俺たちに追いついてこい。待ってるぞ。

そんなふうに言ってもらえているみたいに思えて、胸が熱くなった。

 

 

私は瑞稀くんを応援している身ですが、帝劇の0番に優斗くんが立っている未来を夢に見ています。そして、そのときは瑞稀くんに、HiHiの皆に、一緒にいてほしいなとも、思っています。

 

 

カテコではHiHi Jetsが今よりもっともっと大きくなった姿を想像して、重ね合わせながらステージを見つめました。いつかそれが現実になると信じて。

 

 

 

書き足りないことは山ほどあるけどひとまず感想!書き終えました!

 

 

改めてドリボ2019、出演者の皆様スタッフの皆様この作品に関わったすべての皆様本当にお疲れ様でした!!

次の現場の発表はまだですが、冬の現場も楽しみにしています~!

 

※ 2020.01.17 ツイのリンク貼ったり追記したり色々修正しました。

スレッドになってるツイの埋め込みがうまくいかなくて重複して表示されるなどしていて、読みにくくてすみ